ダウンジャケットを洗ってみましたっ!
2012年 05月 08日
この間クリーニングに出した記憶はハッキリせず(出したとしても、1~2回)、この6年以内にはクリーニングしていないと断言できます(自慢はできません)。そのため、シーズンも過ぎたまぶしい日差しの下で眺めると、薄汚れた感じ(ちょ~汚いってことではありません)になりました
本人としてはかなり気に入っており、これからもまだまだ着たいっ!気持ちとのジレンマで、ネット情報を参考に自分で洗ってみることにしました。
5月初めのこの時期、湿度は低く温度は20℃を超え、時折ほどよい風も吹く絶好の洗濯シーズンです!
またファスナーやポケット周辺は黒ずみ汚れ、すそ周りはぐるっと黄ばみ汚れが付いてます。
洗い方はネット情報を参照してもらうとして、今回これらの特に気になる箇所には、まずぬるま湯をかけて洗濯石鹸ウタマロ(固形)を軽く擦り付けました。
このあと、各種情報では生地や縫製を痛めないよう叩き洗いを推奨していますが、わたしのジャケットは汚れの気になり面積も広く、汚れもしつこいと考えられたのでフツーに洗濯ブラシを使って擦り洗いしました。
なるべく泡立てることで生地のダメージが少なくなるよう祈りながら・・・
袖はゴム入りで生地にはギャザーが入っており、少しずつヒダを広げるようにして進めました。
裾にもゴムのドローコードが入っておりますのでなかなか面倒でした・・・。
ブラシで部分洗いを終えたら、浴槽にほどほどのお湯をためてデリケート洗い用の洗剤(今回は買い置きのファーファウォシュベール)を投入。
お湯にジャケットを浸して、今度は押し洗いです。
ここではジャケットが空気を含みとても手ではかなわないので両足を使いましたが、それでも表地裏地それぞれが膨らんでしまい、押し洗いできてる感があまり得られません。
そーは言っても、このとき両腕とお尻は浴槽の縁で支えて、体重がかかってしまわないよう気をつけました。
生地や縫製どころか羽毛が痛んでしまっては取り返しが付きません。
この作業を満足できる程度で終えたら、10分程度放置し気休めに洗剤の力が汚れを落としてくれるのを祈ります。
そうして、浴槽のお湯を抜き、ジャケットの水気を両手で押し出します。すすぎは洗濯機のソフトコースを使いました。水を十分使った貯めすすぎで2回。
すすぎ後の水はそのままに、柔軟材を入れて軽く洗濯槽を回します。
最後は脱水ですが、これもソフトコースで1分。
ようやく洗い作業の終了です!
光にかざすと羽毛がダンゴ状になってるのがよくわかります。
急速な乾燥もよくなさそうなので、窓を開けた部屋で約36時間陰干し。この時点で改善の気配は感じられません。
やはり部屋干しではダメげなので3日目の朝、軒下の物干し竿に吊るすことにしました。
当日は気温が25℃くらいまで上がり、風も適度にあったためか夕方には羽毛が乾いてふくらみが戻りつつあるのを実感できる状態になりました。
3日目に乾き始めたのを実感したころから、生地の中の羽毛をたま~にほぐすようにしてやりました。
4日目はグングンと乾いてきたので、日に何度もほぐす作業を行いました。
かなり乾いた状態になれば、キルティングごとに軽くたたいたり、ジャケットを煽るように振ることで羽毛がほぐれてくれます。
ここまでくればもう心配ないでしょう!
汚れはすっかりきれいに落ちてます。
部分洗いした箇所がきれいになったので、うかつにもノーマークだった身ごろの黄ばみ汚れが目立つほどになってしまいました。